こんにちは、本日も【もじつけ】の時間がやってまいりました。今回も11回目【はB】や12回目【かP】と同じように【平仮名+英語】の組合せが13回目でも続きました。ランダムに文字を選出しているのにそんなことがあるものなのですね。今回は【らR】です。
【もじつけ】は無意味な文字綴りであるにもかかわらず、文字に意味があるかのように調べてしまいます。知っている文字の並びには、色々と情報が行き来して、頭の中に「これが良いのでは」と呼び方を決めてしまおうと働きかけているようです。とっても興味深い現象です。
特に、【らR】という響きは、【はB】や【かP】と比べてイメージの働かせやすい文字のようでした。さてどのような作品が生まれたのでしょうか。制作の過程を見ていきましょう。
制作の過程
まず、【らR】をアルファベットで書き直すと、【RAR】か【rar】という単語の集まりになります。同じ文字(Rもしくはr)がサンドイッチのように他の文字を挟んでいるようで面白そうな文字です。しかし、面白いだけでは創作活動が働きませんね。そこで【らR】はどんな発音をしているのかについて考えるようにしました。【ラー】と伸ばした発音にすると、エジプト神話に登場する【太陽神:ラー】であったり、調味料のマーと【ラ―】という単語が思い浮かびます。神様と調味料が作品にどのように影響していくのでしょうか。
次に、【ら】と【R】の2つの文字を分解して捉えることにしました。先ほどの【ラー】から引っ張られたのか【R→er】といったイメージに引っ張られました。【er】とした場合、「【ら】している人」といった意味になりそうで、そこから【ら】とは何を意味している言葉なのだろうと考え始めることにしました。
【ら】という文字をみると、幼少のころにバランスよく丁寧に書くことが難しかったという記憶がふとよぎりました。縦線から止めて、ちょうどよい曲線で縦線のラインまで戻すのは苦手でした。また、歌のメロディとして【ラララー】と音のイメージを膨らますときにも使います。ほかにも、【彼ら・彼女ら】といった言葉をまとめるときにも【ら】という言葉が使われていることを連想されました。
整理すると、【ら】には繊細、調和、集合といった意味があり、【R】には【○○な人】といった意味が連想されます。これらのことから、集合的な存在であり、バランスの取れている存在、といったモノを特徴とした作品に意識して作成することにしました。
作品説明

分裂した枝が浮いている不思議な植物。風邪などの弱い力では崩れないが、人や動物が「らR」に触れると形の維持ができなくなってしまう。なぜ、浮いていてつながっているのかは解明されていない。
文字情報
1文字目:日本語
2文字目:英語
投稿日:2022.10.13
制作後の感想
3回連続の【平仮名+英語】の組み合わせを練習したおかげなのか、日常に無い文字の組み合わせに意味をイメージさせることができてきました。
今回の【らR】は【うぬ】と同じようにアルファベットに置き換えると同じ英語が挟む形で構成されていました(RAR)。顔文字みたいですね。
【らR】のイラストはもう少し繊細で「いつ壊れてもおかしくない」と思わせるものであると、作品が生きている感じがします。そのため、現時点のイラストに描き起こす能力だけでは不足しており、紙粘土やガラスで表現をしてみると【らR】への理解が深まるのがしれませんね。
他にも作品がありますので、
引き続きお楽しみください!

また、もじつけ仲間も募集しております。
「もじつけ」に興味がある方は気軽にご連絡ください。



コメント