ふと目に入ったお題に参加することにした。私自身、月に一回、1万円前後までと制限を設けながら書籍を購入している。もちろん、読んでいてためになるな〜とか、思ったより難しくて周辺知識がないと読めないな〜と気持ちが本を読む上で影響してしまう。
もちろん、読んでいる途中で、この本を読まなきゃいけないのかと諦めたり、買ったはいいもののマイブームから外れたが故に積読になってしまった書籍も数多い。できるだけ積読をしないように消化しながらも新しい知識を求めて購入してしまうのが悩みである。
少し面白そうなお題があったため、私自身の記憶を掘り下げながら書籍の紹介をしたいと思う。下に書いてあるのがお題です。
影響を受けた本を3冊挙げてください。 なぜですか ?
影響を受けるというと、私自身の人生に関係する、意識の変革がみられる、といった本を求められている。マンガで良ければ、【マギ】、【ぬらりひょんの孫】、【銀魂】と思い浮かぶ。今あげたマンガ本を中心に話題を掘り下げていきたいと思う。
マギ
マギは、アラジンという不思議な笛を持った少年と身分を隠して旅をしている王子のアリババが迷宮を攻略し、友として旅に出かけるといったお話です。マギの世界では迷宮攻略をすると頂上で待っているジンという精霊と契約することができ、ジンに認められた者は王や伝道者として世界に巻き込まれていくのです。
アラジンとアリババの物語ですが、この二人は常に一緒にいるわけではなく、別々の空間で困難や選択を強いられながら成長していきます。その葛藤の中には、よい王様とは何か(君主制から民主制への移行:バルバット編)、魔法を持つ持つと持たない者(優生学の暴走:マグノリア編)、正しいって何か(堕天と世界の循環:創造の迷宮編)と内容が複雑かつ高度なものになっていきます。
すごく哲学的で、難しいものですが、それは深く読み込んでいたかもしれません。アラジンの旅の目的は【友達を作る】こと。身分とか立ち位置とか関係なく、対等な立ち位置を維持することを求めています。何かと優位に立ちたいとか、劣等感を隠したいとか、ヒトとして発生する感情と見つめなおせるマンガなのです。ぜひ手に取ってみてください。
ダイの大冒険
モンスターだけが生息する島で育った人間のダイは、ある日、魔王の復活により狂暴化してしまいます。そこで、勇者アバンと兄弟子ポップが島に降り立ち、剣技の修行につけてもらうことになりましたが、魔王ハドラーの進行により、アバンは死闘を繰り広げ、魔王と相打ちといった結果で終わりました。ダイとポップが各国で暴走している魔王の手下を倒すために冒険に出るという話です。
ドラゴンクエストの漫画で、進行的には魔王、そして大魔王の討伐をするまでの物語ですが、ハドラーが、マリオでいうクッパみたいなキャラで、最初は敵であるのに、次第に善なる心を手に入れるといった王道マンガあり勝ちの展開で読みやすいです。また、敵や味方の心情の変化が丁寧に描写され、戦いの中で各キャラの信念がしっかりと移されています。途中で出てくる竜将バランとダイの戦いは父子の絆であり、父を超えたいダイと、父の偉大さが込められており、おすすめです。
銀魂
江戸時代末期に天人(あまんと)という宇宙人が侵略し、開国を余儀なくされたという世界線の話です。万事屋として活動するギャグマンガであり、時折シリアスなシナリオを挟むのが特徴的です。主人公である坂田銀時は家賃を滞納するぐらいにズボラな性格ですが、万事屋らしく巻き込まれ体質で、何代の依頼を解決していきます。
いくつかの長編があり、最終話にかけて出てくるキャラクターの関係性や物語がわかってくるため、読んでいて人間の生き様が見えてくるため興味深いです。また、銀魂には必殺技や急成長がないため、地道な積み重ねが今に生きることを知らせてくれるのかもしれません。
このように、いざ紹介してみると、共通するのはヒトとのかかわり方、人生史への理解を深めていくこと、葛藤や困難の向き合い方といった人間の根幹的な理解やあり方を学ぶきっかけになったマンガなのかもしれません。もちろん啓蒙書や自己啓発本のように、意識の改革につながればよいのかもしれませんが、私自身、どのような書籍や漫画であっても、そこから得られる哲学や信念があるのだと思っています。ただ、それを知っていくためには物事を深く捉えようと思ったり、普段関心のスポットに当てていないことを調べようとすることで、本の中の世界を知ることができるのかと思っています。
それは、現実世界でも同じです。知り続け、思考を巡らせ、物事を整理すること。これを読んでいる読者は今までにどのような書籍と出会って、ここに至るのしょうか。ゆっくりと思いを巡らしながら、自分に影響を与えた書籍を思い出してみませんか。


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