こんにちは、セミの鳴き声が遠くから聞こえ、夏がやってきたことを感じさせます。風鈴の音と同じぐらい風物詩であるセミの音ですが、風鈴の方が涼やかなイメージが脳に流れてきます。
さて、今回もお題である【学び続けるタイプ】について話をしていきたいと思います。結論からお伝えしますと、私自身、学ぶことに苦と感じたことはありませんが、覚えることはすごく苦手なタイプです。さて、【学ぶ】と【覚える】にはどのような違いがあるのか、そのような話をしていきたいと思います。
あなたは「一生学び続けるタイプ」?
学ぶって?
【学ぶ】はどのようなイメージがあるでしょう。ボールが飛んできて【危ない】と思えるのは、当たった経験があるからかもしれません。また、蜂が近くで飛んでいると【怖いな】と思うのは刺されたり、毒があるといった知識を有しているからかもしれません。今、例にあげた【恐怖】に関する学びは自分への脅威に繋がりますので早い段階で【学ぶ】ことができるのです。
しかし、【恐怖】以外にも人間は【学ぶ】ことができます。例えば、梅干しをイメージすると唾液が分泌されるというものです。これは梅干しを食べていないにも関わらず、過去に食べた経験から酸っぱいという経験が身についているからです。
ボールが飛んできたり、蜂がいたり、梅干しを見たりと、今までの話は【視覚】から得られた情報が学習しているものです。同じような現象は【味覚】【触覚】【嗅覚】【聴覚】といった【五感】でも学ぶことをし続けているのです。ちなみに一番早くに獲得するのは味覚で【味覚嫌悪学習】をヒトは行っているようです。
覚えるって?
【学ぶ】ということは何となくわかってきました。色々な体験や刺激を受け取り、自分に受け入れられる(または害のないもの)か否かを判断することを指す言葉であるようです。【学ぶ】は状態であるため、苦手を克服するような【変化】も見られます。【変化】は【般化】や【消去】と心理学の用語で表せる現象なのだと思います。【変化】について書いた記事がありますのでご覧ください。

さて、【覚える】とは何でしょう。【定着する】や【記憶する】といった関連する言葉の方がイメージができやすいのかもしれません。【覚える】は学ぶより進んだ過程に位置していそうです。心理学の研究では、【記憶】は3つの段階【符号化、貯蔵、検索】で構成され、重要さや自分との関連があるものかどうかで長期的な記憶の保持ができるようになるといった記憶保持の段階は半世紀前の研究から進められています(アトキンスら,1968)。
整理すると、【覚える】というのは、自分の記憶の中から取り出すことが可能であるため、過去の事象を基準としています。そのため、【学ぶ】といった刺激の選別(受け入れられるか否か)がどの程度重要なのかと判断するのが【覚える】という言葉で括られているのだと思います。
私はいったい何を学び続けているの?
最初に投げられたお題は【あなたは一生学び続けるタイプの人ですか】というものです。今までの話から【学ぶ】ことは様々な場面で経験していきます。本を読むとか、見識を深めるといった勉強は学生の頃から続け、今でも毎月1万円程度の書籍費に当てるほど、本を読むことが好きです。
どのようなジャンルの本を購入するのか調べていた頃もありますが、最近購入しているジャンルは【遊び】や【発達心理学】の分野の本を購入しています。どこに興味がひかれたのか紹介します。
【遊び】の本は、学部の頃の研究テーマでであったことから読み始めました。私たちは【遊ぶ】といっても違うものをイメージしてしまいます。様々な研究者が執筆し、遊びの理論を構築していますが、実際に遊んでいる子どたちと少しのズレがあるようで、そこがまた面白いところです。
【発達心理学】の本は、学部の頃から専攻していた分野でしたが、本を買い始めたのは社会人になってからです。【発達】はある一定の月日が経過すると、ある能力が身につけることができるといった理論が数多く紹介されています。今回の話題である【覚える】に近い概念で、興味がつかないジャンルです。
そこまでして、【学ぶ】ことに意欲的なのは、知識には繋がりがあるからです。また、深く知ることで【記憶】として定着し、様々な文化を色鮮やかにみることができます。【色鮮やかにみる】というのは物事を一側面だけでは見ず、歴史や意味を知ることで情報が2次元から3次元へと変化するように構造が見えてくるような感覚です。
学び続けることで、情報が立体となり、より拡張されていきます。私は【もじつけ】という形で様々な経験や知識をイラストに反映しています。イラストに落とし込めた瞬間が楽しいゆえに、色々なことを知り、学ぶことを続けているのかもしれませんね。


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