「この車を動かしたら、赤い車は出られる?」
たったひとつのゴールに向かって、車を動かし、考え、試して、また考える。
そんなシンプルなのに奥深い遊びを楽しめるのが、ThinkFunのロジックゲーム「ラッシュアワー」です。
一見するとミニカーを使ったゲームですが、その中身は本格的なスライドパズル。
赤い車の前をふさいでいる車を前後に動かし、出口までの道を作っていきます。
「知育玩具だから遊ばせる」のではなく、「面白いから、もっと解きたい」。
その気持ちから自然に考えることを楽しめるのが、ラッシュアワーの大きな魅力です。
「どうすれば出られる?」がクセになる!ラッシュアワーの遊び方
キーワードは「考えて、動かして、試してみる」。
遊び方はとてもシンプルです。
まず、問題カードに描かれているとおりに車を配置します。
そして、赤い車を出口から脱出させるために、ほかの車を動かしていきます。
ただし、車は自由に動かせるわけではありません。
縦向きの車は前後に、横向きの車も前後にスライドさせます。
「この車を動かしたい。でも、その先にも車がある」
「じゃあ、まずこっちの車を動かそう」
「でも、それを動かすには、さらに別の車を……」
こうして、目の前の一手だけではなく、その先に何が起こるかを考えることが必要になります。
公式のThinkFunも、ラッシュアワーを40種類の交通渋滞パズルとして紹介し、初級からエキスパートへと難易度が上がる構成を特徴として挙げています。
そして、最後に赤い車が出口からスッと出た瞬間。
「できた!」
この達成感が、次の問題への挑戦につながります。
「ラッシュアワー」「ジュニア」「マグネット・トラベル」どれを選ぶ?
ラッシュアワーを購入しようと思ったとき、意外と迷うのが「どの商品を選べばいいの?」という問題です。
シリーズには通常版の「ラッシュアワー」のほか、年少向けの「ラッシュアワージュニア」、持ち運びを意識した「ラッシュアワー・マグネット・トラベル」などがあります。
大きく分けると、
「年齢で選ぶ」ならジュニアか通常版。
「遊ぶ場所で選ぶ」ならマグネット・トラベル。
と考えると分かりやすいでしょう。
ラッシュアワー|8歳以上なら、まずはこれ
通常版の「ラッシュアワー」は、8歳以上を対象とした基本モデル。
40問、4段階の難易度で、初級からエキスパートまで段階的に挑戦できます。ThinkFun公式でも、1人用のゲームとして紹介されています。
「一人でじっくり考えられるゲームがほしい」
「簡単すぎず、長く遊べるパズルを探している」
という家庭なら、まず候補にしたい一台です。
おすすめしたい人
- 8歳以上の子ども
- パズルや謎解きが好き
- 一人で集中して遊ぶのが好き
- 子どもだけでなく大人も楽しみたい
ラッシュアワージュニア|5歳から楽しめる入門モデル
「ラッシュアワーを遊ばせてみたいけれど、8歳にはまだ早い」
そんな場合に候補になるのが「ラッシュアワージュニア」です。
公式情報では5歳以上を対象とし、車やトラックをスライドさせて渋滞から赤い車を脱出させる、スクリーンを使わないスライドパズルとして紹介されています。
つまり、基本となる「考えて車を動かす」という面白さはそのままに、より小さな子どもが取り組みやすいシリーズです。
おすすめしたい人
- 5~7歳くらいの子ども
- 初めてロジックパズルに挑戦する
- スクリーン以外の遊びを増やしたい
- 遊びながら試行錯誤する体験をさせたい
「ジュニアで遊ぶ」→「もっと難しい問題に挑戦したい」→「通常版へ」というステップも考えられます。
ラッシュアワー・マグネット・トラベル|外出先でも遊びたいなら
キーワードは「持ち運べるラッシュアワー」。
「旅行中のちょっとした時間に遊ばせたい」
「車やパーツが動いてしまうのが気になる」
そんな場合は、マグネット・トラベルという選択肢があります。
通常版との大きな違いは、ゲームそのものの「考えて車を脱出させる」という基本的な面白さではなく、持ち運んで遊びやすい形になっていること。
家では通常版。
旅行や外出先ではトラベル。
というように、遊ぶ場所で選ぶことができます。
3商品を比較すると、違いはこんなにシンプル
| 商品 | 対象年齢の目安 | 大きな特徴 | こんな人におすすめ |
|---|---|---|---|
| ラッシュアワー | 8歳以上 | 40問・4段階の本格ロジックパズル | じっくり長く遊びたい |
| ラッシュアワージュニア | 5歳以上 | 小さな子ども向けのスライドパズル | 初めてのロジックパズルに |
| ラッシュアワー・マグネット・トラベル | 8歳以上 | マグネット式・持ち運び向け | 外出先でも遊びたい |
つまり、迷ったら、
「年齢が5~7歳ならジュニア」
「8歳以上で本格的に挑戦するなら通常版」
「外でも遊びたいならマグネット・トラベル」
という選び方が分かりやすいでしょう。
※対象年齢や仕様は商品・販売時期によって変更される可能性があるため、購入時には販売ページやメーカー公式情報をご確認ください。
スマホでも遊べる?「ラッシュアワー」に似たアプリゲームを探してみよう
キーワードは「スライドパズル」「交通渋滞」「脱出パズル」。
ラッシュアワーの「車を動かして道を作る」という遊び方が気に入ったなら、スマートフォンでも似た感覚を楽しめるアプリがあります。
ここで注意したいのは、「ラッシュアワーそのもののアプリ」と「ラッシュアワーに似たゲーム」は別物だということ。
過去にはThinkFunの公式「Rush Hour」アプリが存在し、2,500問、4段階の難易度、ヒント・UNDO・リセットなどを搭載していたことが確認されています。

現在もGoogle Playには「Rush Hour – Traffic Jam Game」のように、赤い車を出口へ導くことを目的としたスライドパズル系アプリがあります。40問・4段階の難易度、車をドラッグして動かす操作、UNDOやヒント機能などを備えています。

アプリならではの魅力
アプリ版・類似ゲームの良さは、何といっても手軽さです。
スマートフォンがあれば、車を並べる必要もありません。
「ちょっと5分だけ遊びたい」
「移動中にパズルを解きたい」
というときには便利です。
一方で、アプリには広告やアプリ内購入が含まれるものもあります。
そのため、子どもが遊ぶ場合には、ゲーム内容だけでなく広告・課金・データ利用なども確認して選ぶことが大切です。
「アプリ」と「ボードゲーム」、どちらがいい?
ここは、ラッシュアワーを購入するか迷っている人にとって重要なポイントです。
アプリのメリット
- スマホひとつで遊べる
- 場所を取らない
- 問題をすぐに始められる
- ヒントやUNDO機能があるゲームもある
ボードゲームのメリット
- 実際に車を手で動かせる
- スマホやタブレットを使わずに遊べる
- 盤面を見ながら親子で一緒に考えられる
- 「車を動かす」という操作そのものが楽しめる
- 遊んでいる子どもの様子を大人が横から見守れる
特にラッシュアワーは、手で車を動かして試行錯誤すること自体が遊びの一部です。
だから「スマホで同じようなパズルができるから、ボードゲームはいらない」とは限りません。
むしろ、
アプリ=いつでも手軽に楽しむ
ボードゲーム=画面から離れて、実物を動かしながら考える
というように、目的によって使い分けるのがおすすめです。
「知育玩具だから」ではなく、「面白いから」考える
ラッシュアワーの魅力は、「論理的思考力を鍛えましょう」と言われなくても、ゲームそのものに夢中になれること。
「赤い車を出したい!」
という目的があるから、
「どの車を動かせばいい?」
「先にこっちを動かしたほうがいい?」
と自然に考え始めます。
そして、失敗しても大丈夫。
車を戻して、別の方法を試せばいい。
考える → 試す → 失敗する → やり直す → できる。
この繰り返しこそが、ラッシュアワーの面白さです。
親子で遊ぶなら、答えを教えるのではなく、
「どの車が邪魔かな?」
「この車を動かしたら、赤い車はどうなる?」
と問いかけてみるのもおすすめです。
ラッシュアワーから、次の「考える遊び」へ
ラッシュアワーで身につくのは、単純に「車を動かす技術」だけではありません。
「目的を達成するには、何をすればいい?」
と考えることの楽しさです。
だからこそ、遊びを別のものへ広げられます。
迷路
「ゴールまで行くには、どの道を選べばいい?」
スライドパズル
「このピースを動かすには、どこを空ければいい?」
ブロック・積み木
「自分だけの駐車場を作って、オリジナル問題を作ってみよう!」
親子の問題づくり
大人が車を配置して、子どもが脱出方法を考える。
次は子どもが問題を作って、大人が挑戦する。
そうすれば、ラッシュアワーは「問題を解くゲーム」から、自分で問題を作って遊ぶゲームへと発展していきます。
「どれを買おう?」と迷ったら、まずはここをチェック
最後に、購入前のチェックポイントをまとめてみましょう。
5~7歳なら?
→ 「ラッシュアワージュニア」
8歳以上で、本格的なパズルに挑戦したいなら?
→ 「ラッシュアワー」
旅行・外出先でも遊びたいなら?
→ 「ラッシュアワー・マグネット・トラベル」
スマホで気軽に遊びたいなら?
→ 「Rush Hour」系のスライドパズルアプリ
ただし、アプリとボードゲームは同じものではありません。
「画面から離れて遊べるゲームを選びたい」
「実際に手を動かして考えてほしい」
「親子で同じ盤面を見ながら楽しみたい」
という家庭なら、ボードゲーム版ならではの価値があります。
さあ、「最初の1問」を解いてみよう
ラッシュアワーは、ルールを覚えるために長い説明を読む必要はありません。
車を並べる。
赤い車を見る。
出口までの道を考える。
そして、動かしてみる。
うまくいかなければ、戻す。
もう一度考える。
そして最後に、
「できた!」
その瞬間が、次の「もう一問!」につながります。
「一人で集中できるゲームを探している」
「スマホ以外の遊びを増やしたい」
「子どもと一緒に考える時間を作りたい」
そんな方は、まずお子さんの年齢と遊ぶ場所に合わせて、「ラッシュアワー」「ラッシュアワージュニア」「ラッシュアワー・マグネット・トラベル」のどれが合うかをチェックしてみてください。
そして最初の一問を、ぜひ親子で一緒に。
「赤い車を脱出させるには、どうすればいい?」
その一言から、新しい「考える遊び」が始まります。






コメント