【もじつけ】10文字目 ―ૡฺ(◦)びょ―

もじつけ

10文字目も平仮名と外国語の組み合わせだった。

前回の「ぷҔฺ (◦)」とは平仮名と外国語の場所が入れ替えている組み合わせだが、文字の配置で創作に影響があるのだろうか。スペースでの発表では、平仮名だけの「もじつけ」よりも創造の幅が広くなったといった話がでてきた。

制作過程

まず、「ૡฺ(◦)」の考察から始めた。左側のハートのように見えるが、繋がっていないハートの形。加えて、にょろにょろ。そこから8割ぐらいの愛で、2割は傷つきなのでは…と想像する。傷つきというよりピュアな恋愛感情のようだ。

右側の浮いている「◦」は何か。丸くて宙に浮いているのは、ボールのバウンド(はずみ)か空に浮かぶ風船を写真で写したある場面であり、時間が止まっているようだ。時間が進むとそのまま上昇するのか、それとも落下するのかといった変化が想像できる。

今回の創作の要となるのは時間軸の要素だ。時間の変化によって「ૡฺ(◦)」の意味が反対になると考えることもできる(「ポジティブ→ネガティブが起こる」または「ネガティブ→ポジティブ」が起こる)。これらの考察から「ૡฺ(◦)」には、豹変もしくはアンビバレントの過程を指す文字なのではと考えた。

次に、「びょ」について考える。「びょ」の後につく文字は大体の場合「う」だ。もしかしたら文字を短縮しているのではないだろうか。

作品説明

ૡฺ(◦)びょ

感情における均衡を指す言葉。「ૡฺ(◦)」には、現時点といった瞬間を表し、その時の感情の起伏によってポジティブなのか、ネガティブなのか、平行なものか意味合いが変わる。今回は「びょ(う)」なので、時間(秒)や禍(病)に関する感情の均衡を意味している。

文字情報
1文字目:不明
2文字目:日本語
投稿日:2022.9.26

制作後の感想

2文字目の「ぎょさ」以来の概念的な用語説明の意味を持つもじつけになった。

後に続く文字によって意味合いが変えたのは、良い案だと思っている。日本語の「もじつけ」以上に深く考察することが増えたのは興味深い。多くの文字を創造/想像していく中で自分のこじつけにどのような変化が発生するのか、今後が楽しみである。

他にも作品がありますので、
引き続きお楽しみください!

また、もじつけ仲間も募集しております。
「もじつけ」に興味がある方は気軽にご連絡ください。

コメント

  1. You really make it seem so easy together with your presentation but I to find
    this topic to be really one thing that I feel
    I might never understand. It kind of feels too complex and very huge for me.
    I’m taking a look forward on your next put up, I’ll attempt
    to get the hang of it!

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