3人で開始して2回目の作品である。
第3回の「くし」同様に、「そや」は聞いたことのありそうな言葉だ。「なじみがある言葉は、既存の意味に連想が引きずられる」そんなイメージがあった。どうにか既存の用語から引き離そうと、文字の創造と格闘していた。
制作過程
まず、「そや」を連想させるために、平仮名とカタカナとアルファベットで書いてみた。平仮名だと、「そや、○○しないか」といった提案のイメージが強い。「そや」を漢字に充ててみたとき、「素夜」と「祖矢」が思い浮かぶ。「素夜」は淡々とした夜であり、「祖矢」は古くから伝わる矢のことである。
「素夜」の当て字が出たときに「お通夜」が思い浮かぶ。「素夜」の方が「お通夜」より簡潔な儀式なのではないか、と思った。
作品説明
矢の原形といわれる。祭事や死者を送るとして用いられるとか。「そや」を用いた葬儀は夜に矢を放つといったシンプルなものだった。
文字情報
1文字目:日本語
2文字目:日本語
投稿日:2022.7.8
制作後の感想
第3回の「くし」以上に文字の意味付けが困難だった。1回目の「うぬ」は生物、2回目の「ぎょさ」はモノの例え、3回目の「くし」は植物、4回目の「そや」は道具、と想像に一貫性がみられないな…と思った。もう少し数をこなせば自分の絵にも傾向があるのかもしれないなと思う。
他にも作品がありますので、
引き続きお楽しみください!
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