【もじつけ】5文字目 ―だぶ―

もじつけ

5文字目は「だぶ」。見慣れぬ用語が出てきたと仲間内で盛り上がる。約1時間でもじつけを仕上げられるようになり、少しずつ遊びとして成立してきた。また、作品完成後の仲間内で共有することで、他者の考察を聞く中で文字に対する想像的視点が入り交じり、自分の創造の幅が広がるように思えた。

制作過程

「だぶ」にはだぶだぶといった擬音語が想起されやすい。だぶだぶは「ゆとりのある」という意味でつかわれる。また、「だ」と「ぶ」の共通点は濁点であり、「たふ」を濁したものが「だぶ」なのではないかと思った。

いまいち、絵に表現できない。そこで、「だぶ」でも「たふ」でもない、「タブー」が頭によぎる。タブーといえば禁止事項であり、前回引き続き、民族文化っぽくなってしまうが、「ゆとりのある」をベースとして絵に表した。

作品説明

だぶ

ある山では神隠しが起こると「だぶ」が枝に吊り下げられているという。「だぶ」は時空間の裂け目があった場所とされ、神の通り道であることから「だぶ」が吊り下げられている期の周辺にお供え物をおく人もいるのだとか。

文字情報
1文字目:日本語
2文字目:日本語
投稿日:2022.8.15

制作後の感想

絵は気に入っているが、こじつけの箇所にもう少しひねりが欲しい作品。タブーを強調するならば、作品説明に、神聖視ある表現を付け加えてもよかった気がする。お題に対して、制作過程、作品、作品説明のどの要素も非常に重要な役割を果たしており、設定のバランスが偏っていると、お題に対する「もじつけ」が次第に崩れていくように思える。そういう意味では、4文字目の「そや」より試行錯誤ができていたと思うので、順調にもじつけの世界に溶け込もうとしている。

他にも作品がありますので、
引き続きお楽しみください!

また、もじつけ仲間も募集しております。
「もじつけ」に興味がある方は気軽にご連絡ください。

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