前回の「うぬ」の次にできたワード「ぎょさ」だった。この言葉はExcelシートで五十音順に文字を入力して、ランダムに文字を抽出したところ、この「ぎょさ」が生まれた。第2回目ごろから、この遊びに名前をつけて続けていこうと考えるようになった。
制作過程
「ぎょさ」という言葉を見て、初めに感じたのは「魚差(ぎょさ)」という当て字だった。その時点で、魚に関する絵を描こうと思った。次に、語感から「ぎょさ→よさ→良さ」や「ぎょさ→ギョウザ」という案であり、魚の良さ(鮮度?)を比べる言葉なのかもしれないと考え始めた。前回の「うぬ」のような絵ではなく、何かを説明するための言葉が「ぎょさ」に当てはまる言葉になるのでは、と頭によぎった。
次に、「ぎょさ」を2つの文字に分解した。「ぎょ」は驚くときに「ぎょっとする」という言葉があるので、驚くというイメージが強い。「さ」は、比べるなどの差のイメージが強い。これらの文字から、「ぎょさ」には見比べるや見間違えるといった意味が含まれそうだと思った。
これらの考えから、「ぎょさ」を絵に描き起こした。
作品説明
よさが少しなまり、「ぎょ」から魚に関する鮮度や大きさを比較する言葉。第3者のような客観的立ち位置で使われる。また「ぎょ」=驚く様子+「さ」=比べるから見比べる、見間違えるといった魚に関わらず、一般的に用いられる。
文字情報
1文字目:日本語
2文字目:日本語
投稿日:2022.7.31
制作後の感想
説明文がとても雑。もう少しひねりがなかったのかと思うのと日本語が伝わりにくい。
今一度、説明文を書き直すとこのようなことが書きたかったのだと思う。
『魚に関する鮮度や大きさを比較する言葉。良さがなまり、主に漁村で使われる。言葉の発生は、「ぎょ」=驚く様子+「さ」=比べる、が合わさった造語ともいわれる。一般的には「見比べる」や「見間違える」といった意味合いになり、魚に関わらず用いられる。』
2回目ということもあり、なかなか創造することが慣れていなかったのだと思う。積み重ねることでできることもあるというのが、この「もじつけ」の楽しさである。
他にも作品がありますので、
引き続きお楽しみください!
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